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3歳児神話(3歳児理論)

3歳児神話(3歳児理論)とは本当?

 

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子育てと仕事 /3歳児神話(3歳児理論)

先に書いたような段階を経て、赤ちゃんは親との信頼関係を結んでいきます。

さて、ここで、「3歳児神話」に関して、あなたはどう思いますか?

3歳時神話とは「3歳までは母親が赤ちゃん、子どもの世話をしましょう。そうでなければ、子どもの人格形成などに悪い影響が出ますよ」というものです。

愛着の形成の段階を見ると、確かに、3歳頃までで特定の人物との愛着を結んでいくようですので、その時に保育所なんかに入れてしまうのはもってのほかというかんじですよね。

 

でも、私はこの意見に疑問をもっている立場です。
というか、もしそうなのであれば、まきもセイも悪影響を受けた子どもたちとなってしまいます。

ちなみに、私自身も母親が働いていましたので、保育所に通っていました。私も人格形成に悪い影響を受けて育った大人になるのでしょうか。
(まぁ、確かに、自分の事を、正しく素晴らしい人間だとは思っていませんが…)

 

この3歳児神話はボウルヴィが出しましたが、孤児院(現在でいう乳児院)で育った子どもは通常の家庭で育った子どもを比べて、非行に走ったりする場合が多かったそうです。
だから、幼い間は母親がいないとダメだとなったようです。

しかし、当時の孤児院の環境はかなり悲惨なものであったといわれています。
十数人の赤ちゃんに対して看護婦(現在で言う看護士、保育士)が1人いるだけで、哺乳瓶は枕などで固定して飲ませるなど、抱っこしたり、語りかけたりする時間も人手もないような状況であったそうです。

 

私は思うのですが、ヒトの歴史において、全ての母親が乳幼児の世話と家事だけをしていた時代はないですよね。

弥生時代であれば稲作農業が始まり、当然忙しい時期は昼間1日中農業にかかりきりになる時もあっただろうし、工場制手工業が始まれば工場に行って仕事をするわけで、また戦争時代であれば子どもを置いて食べ物を得るために動いたり、裕福な家柄であれば乳母が世話したりと、専業主婦率100%の時代がないのですよね。
また、母親が家にいて、子どもを見たとしても、結局はそのあり方が問題なんですよね。

 

赤ちゃん、子どもはその親の状況によって、保育所に入ったりもしますが、それぞれの家庭の中で、どのように接しているか、どのようなポリシーをもって相手をしているかが大切なのではないでしょうか。

「学問に王道はない」というのと同じで、育児というものは赤ちゃんだけでなく自分も、そして家族が気持ちよくすごせる環境を作る事が大切だと私は思います。

 

※「いい人間」「悪い人間」の定義はあってないようなものですが、ここでは、「いい人間」とは情緒的に安定し、自己実現を目指せる人間として考えています。

 

※子どもの施設としては、保育所以外にも児童養護施設、乳児院(乳幼児院)、各種障害児施設等多くあります。また家庭の形態も核家族、大家族、片親家庭等それぞれあります。
よって、細かく言及していくと、それぞれ違うのかもしれません。
でも、私はヒトも環境の一部だと思っていますので、「気持ちよくすごせる環境」が大切だと思うのです。

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