妊娠初期の兆候は?妊娠初期症状って?妊娠初期について説明します。
おなかの中では一体何が起こっているのか、妊娠で生活はどう変化するのか?
妊娠1ヶ月
(妊娠0週~妊娠3週):胎児 身長約0.5cm~1cm、体重約1g。
このころはまだ妊娠に気が付いていないママも多いのでは?
妊娠の兆候や自覚症状はまだないことが多いですが、最近は妊娠検査薬の普及で割と早い段階で分かるようになってきました。
妊娠1ヶ月では、おなかの赤ちゃんはまだ「胎児」ではなく「胎芽(たいが)」と呼ばれます。
タツノオトシゴみたいな形をしています。
(妊娠8週になって、胎児と呼ばれるようになります。)
妊娠2ヶ月
(妊娠4週~妊娠7週):胎児 身長約2.5~3cm、体重4g。
赤ちゃんが入っている袋、胎嚢(たいのう)を超音波検査で確認することができます。
超音波検査では、胎芽の横に丸いリング、卵黄嚢(らんおうのう)がよく映ります。
胎盤や臍帯(さいたい/へその緒)から栄養を受け取るようになるまでは、赤ちゃんは卵黄嚢から栄養をもらって成長します。
妊娠7週頃から頭、胴体、目、耳、口など体のいろいろな器官や胎盤など、赤ちゃんを育てるための胎児付属物ができ始め、とても大切な時期といえます。
妊娠3ヶ月
(妊娠8週~妊娠11週):胎児 身長約7~9cm、体重約20g。
子宮の大きさは握りこぶし大となり、つわりの激しくなる時期でもあります。
このころには、全体的に3頭身になり、人間の赤ちゃんらしい姿へと成長し、「胎児」と呼ばれるようになります。
また超音波ドップラーで赤ちゃん(胎児)の心音が聴けるようになります。
流産しやすい時期でもあります。体に無理がかからないようにしましょう。
妊娠4ヶ月
(妊娠12週~妊娠15週):胎児 身長約15~18cm、体重約110g。
下腹部のふくらみがわかるようになりマタニティ体型になってきます。この頃、胎盤が完成し、安定期に入ります。
各臓器がほぼ完成し、皮膚に赤みが出てきます。
外性器の形も完成し、超音波検査で性別の判定ができることもあります。
つわりがおさまり、食欲の出てくる人もありますが、食べすぎは禁物。
赤ちゃんとママのためにもバランスの取れた食生活を送りましょう。