妊娠中は便秘になりやすいのですが、そもそも便秘にもいろいろあります。
今日はそこのところのお話を。
便秘は大きく分けて次の3つに分類されます。
- 機能性便秘:急性便秘と慢性便秘
- 器質性便秘:腸の腫瘍、炎症や閉塞、腸の長さ異常による便秘
- 薬剤性便秘:薬の副作用による便秘
排便の殆どで、いきみがある・コロコロウンチもしくは硬い便・残便感がある・つまった感じがある・排便促進のために圧迫したり摘便したりで、排便が週に3日未満で薬を使わないとバナナウンチが出ることがない場合は機能性便秘となります。
その中でも旅行など一時的な場合の便秘が急性便秘、
そうでなくて日常的な便秘が慢性便秘となります。
※一度排便があると症状がなくなったり、排便頻度が変わったり、
便の形もいろいろな場合は過敏性腸症候群(IBS)といってまた別の病気になります。
大腸を中心とした消化管の機能異常があると、腹痛や便通異常を起こしやすくなります。
排便のパターンで「便秘型」「下痢型」「下痢・便秘混合型」「その他」に分けられます。
そういえば、私は便秘が続いて、下痢になって出し切る、
でまた便秘になる、ってことよくあるなあ(^ ^;)
なんせ症状が便通異常だから中々周りに苦痛さが理解されにくいところがありますよね~
原因としては「内臓神経の過敏性」「消化管運動の異常」「精神的要因」「神経伝達物質の不均衡」などがあげられます。
対処法は生活習慣の改善とお薬を飲むことになるので、
あまり便秘が辛い人は口コミやら変なお茶やらサプリに手を出す前に
病院で診察を受けてみるのもいいと思いますよ。