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出産1

出産ってどんな感じだったか、出産体験記です。さて、予定日通り出産できるか?

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出産:まきの場合

生まれたばかりの女の赤ちゃんの写真

 

まきのときは、出産予定日が1997年3月3日(お雛様!)のちょうど日曜日だったのですがちっとも気配がない。
で、仕方なく夫と京都の神社めぐりの旅に出ました。

目的は坂道と階段。
本当に効くのかどうかわからないけれどとにかく歩きまくりました。

すると、その日の夜、おなかがちょっと痛い(はりの強い)感じが。
いやーもしかしてこれが陣痛?とか思いながら、でも夜だしそんなに痛くもないので寝ることにしました。

でも定期的にはってくるので熟睡できず、ちょっと寝ては目が覚め、またしばらく寝て覚めての繰り返しで結局あまり寝ることができませんでした。

朝になって病院の開く時間になったのでひとまず診察に。
私としてはこの時点で結構痛みを感じていたけれど助産婦さんに言わせれば「まだまだ」。
子宮の入り口もほとんど開いていなくて、産まれるのはせいぜい夕方過ぎだろうということでした。

薄情な夫は仕事へいってしまうし、陣痛室から病室に移されてしまって、一人さびしく痛みを耐えることとなってしまいました。

でも、はっきり言って痛い!!
痛い上にどーんと何かが下がってくる感じが。
なのに助産婦さんは「いきんじゃダメ」とか言う。

いや、でも無理に決まってるよ~と心の中でひたすら叫んでいました。
(わかりやすく言うと、10ヶ月溜め込んだ便秘が今まさに出ようとしているのに出したらダメと言われているようなもの)

1時間おきくらいに助産婦さんが開き具合を見に来てくれるのだけど「んーまだやね」のお言葉ばかり。
うそやろーもう1回見てみてよーと思いながら、助産婦さんの「いきんでもいいよ」のお言葉をひたすら、それはもうひたすら待ちました。

夕方になって、もーあまりの痛さとしんどさにふらふら状態だったのを見かねたのか、ひとまず陣痛室に入ることを許されました。

それでも、「いきんじゃダメ」。

もーあかんと何度思ったことか。
考える力もなく、いったい今何時なのか、何時間たったのか分からなくなってきたころ、なぜか診察受けるのに階段歩かされたりして
(何で私こんなところ歩かなければならないのーエレベーターがあるじゃないのよーとか思った)、
やっと分娩台に上がる(よーは、いきんでよし状態)ことができました。

「えーもういいのね!いきんでいいのね!」と嬉しくて仕方のなかった私。

だから実際この後しんどかったかと言うと、いきんでいいことが嬉しかったことしか覚えていない。
私としては「おりゃー」とこれまでの鬱憤ばらしとばかりにいきんでぽんと出たって感じ。

病院にいってから約12時間程で、まきが誕生しました。

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