病院で熟睡するのが実は一番大変です。
なんせ4人部屋、部屋のドアは開けっ放し、向こうにある詰所からはいろんなアラーム音が聞こえてくる。
眠っても1時間くらいですぐに目が覚めてしまいます。
ただ、前回の入院よりまだマシだったのは相部屋の人たちが静かだったってこと。
前回はゴホゴホゲホゲホしてたり、自分で動きづらい人でトイレのたびにナースコールして・・って感じだったのでとにかく夜中もにぎやか。
それが今回は割合静かで、せいぜいイビキが聞こえるだけ(苦笑)
そこはよかったです。
で、夜中にやっとすべての点滴が終了し、
長々と刺さっていた点滴針ともやっとオサラバできました。
長時間点滴となるため、針といっても多少動いても大丈夫なようにチューブみたいなヤツで、しかも長いのですよ。
それが外れないようにテープやらでカッチリ固定されているわけで、どこに行くにも点滴と一緒。
その状態からやっと解放されました。
昨日は手術を後悔するくらい気分が悪く落ち込んでいましたが、今日の朝は割合爽快。
昨日10倍粥3口で吐いてしまいましたが、今日は朝ごはんのパンもしっかり食べられました^^
前回の入院で日赤のご飯は不味いという印象だったのですが、
まあわびしいことに変わりないですが、きわめて不味いわけでもなかった。
ちなみにパンはほんわり暖かかったのでそのままでいけました。
食堂にトースターがあるのでお好みで焼くこともできます。
ちなみに昨日はご飯の写真を撮る気力が全くなく・・
今日は写真を撮る元気復活!
となりのオバさんたちの会話を聞いていると、いまいち病院食は進まないのでフリカケやら海苔などを持参しておいてあるらしい。
なーるほど。
あとはお腹からつながっているドレーンです。
今回腹腔鏡手術ということで、傷口はおへそのところとその下、それから左右1箇所ずつで計4ヶ所です。
3つの穴はテープで止めてあるだけ。(その方がきれいに治るらしい)
そのテープは1カ月くらい、自然と剥がれるまでそのまま貼っておくそうです。
で、左の穴からドレーン用のチューブが出ていて、ここだけ1針ほど縫ってあるらしいのですが、
これが痛いのですよ。
体勢を変えるたびドレーンのチューブの先が腸に刺さったんじゃ!?
と思うくらい、ズッキーーーンン!!!と痛くなったりで寝返りもままなりません。
昼過ぎには常にズキズキし始めて、仕方なく痛み止めのお薬をもらい、
それでも解消しなかったので痛み止めの点滴をしてもらってやっと落ち着きました。
ドレーンは今日の朝には取る予定だったのですが、排液の量がそれなりにあったので(半日で150mlくらい?) もう1日やっとこかーって感じで留置延長・・orz
確かに無理にとってお腹の中が排液だらけになるのも嫌だけど、
しかし痛いっちゅーねん!とモンモンとしてました。
寝返りすると猛烈に痛いのでひたすら同じ体勢で居続けるしかなく、
スマホで「ドレーン 排液 量」とかで検索してみたりすると
病院によっては1日の量が50ml以下とかにならないと外さないとか!?
いやいや、それ以上に出てますけど!?
つーことはまだまだ外せない!?
いろいろブログを見ているとドレーンが外せないばかりに退院もできないとか・・
ショックすぎる!
しかも、ドレーンが外せないので今日のお風呂もナシ。
すでにお風呂に入ってなくて3日目。
体はまあいいとして? 頭がかゆい! 髪の毛モサモサでウザい!
と思っていたら、洗髪だけってのもできるらしく、お願いしました^^;
よーは大きな洗面台があるので頭だけそこで洗うと。
洗いづらかったけど、でもおかげでちょっとスッキリ。
これでまだお風呂に入れなくても大丈夫だわ(; ̄▽ ̄)
問題はドレーンが刺さっている部分が痛いことですけどね・・・
ところでこのドレーン、
排液をためるパックを常に持ち歩く必要があるので布バッグが付いているのですが、
なぜにこの柄?
つーか、なにコレ?
シンプルな病院物品に似つかわしくないこの絵はいったい・・・
おれがピカソで きみ しゃらく
おくれてきたのは あれ ゴッホ
という詩?と「一歩」というデカイ文字。
そしてこのシュールな絵・・
調べてみるとジョンソン&ジョンソンの外科用品部門?のETHICONが扱っているドレナージシステム J-VACサクションリザーバー/blakeとやらの専用ポシェットのようです。
上記ページから専用ポシェットの購入ページがあったので見てみたら、うむ、まさにこれ。
柄は新しく?なっているみたいですが、このシュールさは変わらずのようでした。