基礎体温(排卵周期)と妊娠との関係をみてみましょう。
本当に妊娠!? 基礎体温(排卵周期)と妊娠との関係
妊娠したい、妊娠したくない・・・事情はいろいろかと思いますが、きちんと基礎体温を測って「いつが妊娠しやすいのか」を知っておくことはとても大切です。
まず妊娠するには卵子と精子が受精しなければなりません。
精子の寿命は約3日、卵子の寿命は排卵後約1日といわれています。
この期間に卵子と精子が出会い、受精となれば妊娠となります。
さて、排卵日は自分で動かせる物ではありませんので、排卵日を知ることが第一です。
妊娠したい場合は排卵日に、妊娠したくない場合は精子の寿命を考えて排卵日の前3日から排卵後1日は最低避けなければなりません。
ここで注意して頂きたいのは、あくまで「排卵日」が重要なのであって、「生理後○日」ではないということです。
生理の終わりから排卵日までの間は個人差がありますし、周期が整っている方でもちょっとしたホルモンバランスの崩れですぐに動いてしまいます。
ですから、妊娠を絶対避けたい人は、生理から排卵日が来るまでの間は基本的に「危険日」だと思って下さい。
そして排卵日前後が「最も危険日」となります。
排卵日はグラフがガクンと下がった辺りですが、実際の排卵は1日程度ずれる場合がありますので、排卵日と思われる日から3日程度も「危険日」となります。
排卵日から5日も経過すれば、次の生理までは一応「妊娠しにくい日」と言ってもよいでしょう。
ところで「生理日だから安全」とは100%いえない場合もありますので注意して下さいね。
無排卵生理の場合、まれに生理中に排卵が起こる場合もあります。
・・・まあ、子宮内が妊娠できる状態でないと考えれば、多分大丈夫でしょうが・・・
何事も絶対とはいえませんので、基礎体温を測った上で、妊娠を望まない方は避妊して下さいね。